『夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信
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夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫) 著者:米澤 穂信 |
『夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信 ★★★★
小市民たるもの、日々を平穏に過ごす生活態度を獲得せんと希求し、それを妨げる事々に対しては断固として回避の立場を取るべし。賢しらに名探偵を気取るなどもってのほか。諦念と儀礼的無関心を心の中で育んで、そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を!そんな高校二年生・小鳩君の、この夏の運命を左右するのは“小佐内スイーツセレクション・夏”!?待望のシリーズ第二弾。
今年 1冊目。
『春期限定いちごタルト事件』(感想はまだ、再読の予定)の続編。圧倒的に今作の方が面白かったです!!パワーアップしてると思いました。『春期』の時は、本当に小さな小さな「日常の謎系」のお話しだったのが、今回はかなり大きな事件にまで発展しました。
これは、短編ではなくて、長編だと思いました。最後まで読んだ後、最初から読み直すと、小山内さんの台詞や行動にゾクッとしちゃいます。「序章 まるで綿菓子のよう」からすでに、小山内さんの計画はスタートしていたのですね。
「第一章 シャルロットだけはぼくのもの」は、とにかく小鳩君が可愛らしかったです。そして、シャルロットというケーキを食べたくて仕方がなくなりました。
「第二章 シェイク・ハーフ」は、小鳩君が探偵をしたくてウズウズしている感じが可笑しかった。
今作は、とにかく小山内さんの「狼」(復讐好き)ぶりがすごくて、ええーー!!となりました。最後は、辛い感じだったけれど、これは続編が楽しみです。
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