『暗鬼』乃南アサ
| 暗鬼 著者:乃南 アサ |
『暗鬼』乃南アサ 角川文庫 ★★★★★(満点!)
親子四代、総勢九人という現代では珍しい大家族に嫁いだ法子。まだ他人の法子にとって、初めて知る大家族とは、暖かくお互いが理解し助け合う最高の絆であった。だが、ふとしたきっかけから、法子は家族の表面的な優しさの奥に潜む奇妙な人間関係、謎の多い行動に気付き、ひとり調査を始めた---。”本当の家族になりたい”と切に願う法子によって、次々と解き明かされてゆく真実の家族の姿とは・・・・!?家の呪縛、血の絆まで描ききる本格サイコ・ミステリー。-----------裏表紙より。
これは、サイコ・ミステリーと書いてありますが、私にとってはこのお話はホラーでした!!恐いです。気持ち悪かったです。すっごく面白かったですけど。
これを読んでいて感じたのは、よく「宗教」とか(?)でつかわれていそうな”洗脳”という言葉でした(><)。。最初はとにかく気持ちが悪くなるくらい褒めて、持ち上げて。。それから徹底的にひどい言葉を投げつけるんですよね。
お話の最初らへんは、法子は少し考えすぎで、もっと気楽にお嫁さんとして のほほんとしていればいいのに。と感じていましたが、途中からは法子自信がおかしくなってしまうので、読んでいて辛かったです。
どうして義理の弟の健晴は障害をもっているのか??どうして義理の妹の綾乃は、健晴と一緒にお風呂に入り、一緒に裸で寝るのか?? こ・こわい。。
なんだか一番可哀相だなって思ったのは、法子の親友の知美ですよね。ただ親切に法子の相談役になっていただけなのに。
とにかく面白いけれどもとにかく怖いお話でした。
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