『家守綺譚』梨木香歩
家守綺譚
買ったきっかけ:
皆さんの書評ブログで、すごく評判が良かったので。梨木香歩ワールドに足を踏み入れてみました。図書館本。
感想:
掌小説というくらい、一章一章が短いです。普段の私は、短篇小説系が苦手なんですが、これは連作だし、不思議なクラクラする世界に惹きこまれて、夜中に一気読みしていまいました。すごくすごく素敵です。見事に非現実な異次元の世界なんですが、それがすんなり心に入ってきて、思いっきり梨木ワールドを堪能できました。掛け軸から亡くなったはずの友人が出現したり、犬のゴローが仲裁役をしていたり、河童が流れてきたり、サルスベリの木が主人公に恋心を抱いたり、とにかくフワフワとした不思議な世界。それを当たり前だというように受け入れている綿貫や高堂やお隣のハナさん。サラサラと流れる清流の中にいるような感じです。
おすすめポイント:
この小説を読むと、物書きっていいな。縁側っていいな。ご近所付合いっていいな。
植物の事を勉強してみたいなって思えます。
| 家守綺譚 著者:梨木 香歩 | |
|
|
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


最近のコメント