『冠・婚・葬・祭』中島京子
冠・婚・葬・祭
買ったきっかけ:
図書館の新刊コーナーにあったので。
装丁のシンプルさに惹かれて。
感想:
あらすじ・・・人生の節目節目で、起こった出来事、出会った人、考えたこと。
いろいろあるけど、ちゃんと生きよう。そんな気持ちになる4つの「今」を切り取る物語。
冠...地方新聞の新米記者が成人式を取材。そこから事件が始まる。
婚...引退したお見合いおばさんに持ち込まれた2枚の写真の行末。
葬...社命で葬式に連れて行ったおばあちゃん。その人生とは。
祭...取り壊しを決めた田舎家で姉妹は最後のお盆をする。-----------------
なんだか 「ちゃんとした小説っていう小説を読んだ」という感じです。人生の節目節目には、いろんな行事があります。それは久しぶりに逢える人たちとの喜びだったり、ちょっと面倒くさいなあとか、少しだけれどもしみじみと感情がわいてきます。
ここにはそんなお話しが冠婚葬祭の4つ分、描かれています。「空に、ディアボロを高く」「この方と、この方」「葬式ドライブ」「最後のお盆」。
一番興味深かったのは、『婚』の部分の、「この方と、この方」でした。お見合いのお話しなんですが、昔は本当にお見合いが多かったんですよね。個人的だけど私の祖父母も当たり前のようにお見合いです。(結婚式ではじめてお互いの顔を知ったそうだ)お見合いというからには、仲人が必要ですよね。この、仲人さんってかなり大変なお仕事だったんですね。でも、こうゆういわゆる おせっかいおばさん がいない今は、少し淋しい気がします。ここに出てくる菊池さんというおばさんは可愛らしかったです。
おすすめポイント:
一つ一つの行事をちゃんと丁寧にしなくては・・・と思えました。
| 冠・婚・葬・祭 著者:中島 京子 | |
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