『平台がおまちかね』大崎梢
『平台がおまちかね』大崎梢 ★★★★☆
出版社に勤める新人営業マンが遭遇する心温まるミステリィ。
初・大崎作品でした。図書館に偶然置いてあって、予約なしで読めるなんてラッキーと思い、早速借りてきました。
いやあ、本に関する、まつわるお話って楽しいなあ。タイトルの「平台」も、すごく惹かれる場所。本屋へ足を運ぶ度に、お財布と相談しながら平台に並んだ本を見るのってとても心ウキウキするもの。
ひつじ君こと井辻君(新人営業マン)がであう日常系の謎。血が流れないミステリィって、なんだか平和なほのぼのとした気分になれます。ぜひともこれはシリーズ化してもらいたい。
本にまつわるお仕事内容なので、必然といろんな本のタイトルや作家さんの名前が出てくるのが、楽しい。「ハリポタ」「ダヴィンチ・コード」「斜め屋敷」「スーホの白い馬」(←スーホは、国語の時間に読んで、泣きそうになった記憶がありあます 懐かしい)など等。
ミステリィとしては弱すぎるような気がするので、これは井辻君の成長小説みたいなものだと思おうと思います。ときめきのポップスターの謎は、あまり魅力的じゃなかったかな。その分、いろんな営業さんが考案したポップ内容がずばり良かったので満足。
井辻君の、趣味というか癖も面白かった。そっか、そうゆう風に楽しむ方向もあるんだ。私は不器用だから無理な気がするけど。
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